クモ膜下出血

●頭蓋骨の下にある脳は、3層の膜によって覆われていて、クモ膜と軟膜の間の
クモ膜下腔と呼ばれる空間は脳脊髄液で満たされています。
ここに出血した場合をクモ膜下出血と呼びます。

●クモ膜下出血は、30~40歳代の若い人、女性にも、ある日突然に起こりま
す。

●クモ膜下出血の原因は、8~9割が動脈瘤の破裂によって起きています。

なぜ動脈瘤ができるかは完全には解明されていませんが、脳の血管の膜自体が生
まれつき弱いためではないかと考えられています。

生まれつきということから年齢に関係なく起こり、他の血管の病気に比べると若
い人にも発症する例があります。

タバコを吸ったり、血圧が高かったり、お酒をたくさん飲んだりすることが要因
となり、脳動脈瘤を破裂させる原因となっています。

●症状は、ものすごい頭痛に襲われます。

吐き気があったり、首の後ろにある筋が固くなる症状もあります。

出血の度合いによっては、単なる頭痛くらいに思い見過ごされることもあります
が、クモ膜下出血は再発作を起こしやすくなります。

頭痛が続くようななときは、『そのうち治まる』と軽く考えないで病院に行きま
しょう。

中には、意識障害を伴うこともあり、出血が多い時は昏睡状態に陥り、死にいた
ることもあります。

●クモ膜下出血を起こした方の4割は、病院に運び込まれる前に亡くなるか、運
び込まれても状態が悪くて手術することが出来ません。

手術された場合の6割前後は、社会復帰ができるほどですが、残りの4割は死亡
したりしています。

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カテゴリー:高齢者に多い疾患

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