高齢者
昔ながらの住環境を考えてみたください。
高齢者に不便で不自由の多い木造住宅が主だったので、そういった認識を改めようとバリアフリー化が叫ばれてきましたが、全住宅に占める割合はまだまだ少ないのが現状です。
超高齢者を高齢者が介護するという時代もすぐそこまでやってきていますし、できるだけ不便や不自由を取り除くことが望まれます。
木造住宅の例を挙げますと、まず玄関の敷居、上がりかまち、廊下に浴室などなど、いろんな所にいろんな段差がありますよね。
たいていの方が、段差につまづいて転んで骨折したり、打ったりといった怪我があとを絶ちません。
部屋の作りを考えると、物が増えたこともありますが床面積が狭いように感じます。
床に物があるとこれまたつまづいて転ぶ可能性が増えるのです。
日本は、畳に正座という習慣もありますよね。
寝るときは、お布団を畳に敷いて寝る、これも昔ながらの生活です。
しかし、よく考えてみてください。
高齢になるにつれて足腰・膝にはいろいろな痛みが出たり、座ったり立ち上がったりがしんどくなってくるものです。
私がリハビリしている病院にもたくさんの高齢患者の方がいらっしゃいますが、椅子での生活で良いならばすぐにでも退院できるのに、畳にお布団を敷いて、正座をして、畳からの立ち上がりを希望される方がほとんどです。
80歳~90歳にもなるとなかなか自分の生活を変えられないのもわかりますが、椅子での生活やベッドでの生活にするだけでかなり危険な環境から脱することができるのです。
カテゴリー:住環境の見直し

